会員の皆様へ
NPO法人農都会議は、本年、設立15周年、そしてNPO法人として新たな歩みを始めてから10周年という、大きな節目を迎えました。
今日の農都会議があるのは、設立以来、都市と農山漁村を結び、バイオマス・再生可能エネルギー・地域循環共生圏の実現に情熱を注がれた故・杉浦英世前代表理事の並々ならぬご尽力があったからにほかなりません。その卓越した先見性と温かな人柄は、多くの会員や関係者に深い感銘を与え、農都会議の礎を築かれました。
しかしながら、2024年9月、杉浦前代表理事が突然ご逝去され、私たちは深い悲しみと大きな喪失感に包まれました。同時に、組織運営にもかつてない困難が訪れました。
そのような中、多くの会員の皆様のご支援とご協力に支えられ、私が代表理事を拝命し、新たな理事・監事・事務局体制のもと、「新生・農都会議」として再出発いたしました。理事会運営や組織体制の見直し、会員サービスの充実、勉強会・見学会・政策提言活動の強化など、持続可能な市民活動団体としての基盤整備を進め、農都会議は再び力強く歩み始めています。
このたび、理事会および通常総会において、2026年10月30日に「設立15周年・NPO法人化10周年記念事業」を開催することを正式に決議いたしました。
当日は、第一線で活躍する有識者による記念講演会に加え、会員相互の交流を深める記念パーティーを開催し、これまでの歩みを振り返るとともに、次の10年、20年を見据えた新たな農都会議の方向性を皆様と共有したいと考えております。
この記念事業は、単なる周年行事ではありません。故・杉浦英世前代表理事が遺された志を未来へ引き継ぎ、新たな世代へとバトンを渡す節目であり、「農」と「都」をつなぐ市民活動の新たな出発点でもあります。
農業・林業・水産業、バイオマス、再生可能エネルギー、循環経済、地域づくりなど、社会を取り巻く環境は大きく変化しています。だからこそ、専門分野や立場を超えて人々が集い、学び、語り合い、新たな価値を創造する農都会議の役割は、これまで以上に重要になっています。
会員の皆様には、ぜひ10月30日の記念事業にご参加いただき、ともに15年間の歩みを祝い、未来への新たな一歩を踏み出していただければ幸いです。
今後とも、皆様の変わらぬご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
2026年6月
NPO法人農都会議
代表理事 山本 登